思春期早発症と成長期の身長について
小学校低学年の頃はからだが大きくて、第二次性徴も早くから現れていた子が、他の子が成長期を迎える頃には身長が伸びなくなって、どんどん抜かされていき、気が付いたら低身長になっているということがあります。
なぜこのようなことが起こるのかというと、幼少期から身体が大きかったり発育が良かったりすると、思春期が早くに訪れて早く終了してしまい、それに伴って骨端線が固まる時期も早くなるので、早い段階で成長が止まってしまうのです。これを、「思春期早発症」といいます。
思春期早発症は、特に治療を要さないことの方が多いのですが、最終身長が低くなってしまう危険性があることや、腫瘍が原因となっている場合もありますので、「身体の成長が早いな」と感じたら、早めに医師の診察を受けることをお勧めします。男子の場合は低年齢で睾丸が大きくなっていることや声変わり、女子なら乳房の膨らみなどが、「思春期早発症」のサインです。
低身長というほどではなくとも、幼少期に大きかった子ほど、最終的には小柄な体型になっているというのは、よく見かける事例なのではないでしょうか。実は、日本人の子供は世界的に見ても非常に早熟で、思春期が早く訪れることで知られており、睡眠時間の短さや、情報量の多さが原因ではないかと疑われています。日本人の平均身長が欧米人と比較して低いのは、思春期の時期が早いことと関係があることが推測されます。
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